ダニエル・ミセリ(Daniel "Dan" Miceli, 1970年9月9日 - )
PIT(93〜96)-DET(97)-SD(98〜99)-MIA(00〜01途)-COL(01途)-TEX(02)-COL,CLE,NYY(03途)-HOU(03途〜04)-巨人(05途)-COL(05途)-TB(06)-独立(09)
2004年成績 3.59 6勝6敗 2S
渡り鳥なストッパー
実にMLB9球団を渡り歩いた速球派のタフネスなストッパー。
チームメイトだったクレメンスと投球スタイルが似てた事もあり、クレメンスの愛称「ロケット」にあやかってか「ミサイル」と呼ばれていたんだとか。
このシーズンは序盤からチームのストッパーとして帯同。
ビハインドでも投げられる便利さから自己最多の74登板を達成。チームのポストシーズン進出に貢献した。
しかしポストシーズンでは4被本塁打を浴びるなど絶不調で、NLCS第7戦ではアルバート・プポルスにサヨナラホームランを打たれチームは敗戦。WS進出の道を断ってしまった。
来季はリリーフ不足と投壊にあえぐ巨人にかつてのチームメイト、キャプラーの推薦もあり入団が決まってるそうだ。
MLB通算579登板の鉄腕は一体リリーフの一角、中心になれるのだろうか。
くれぐれも上原の勝利を潰した挙句開幕から19日で守護神を放棄し浅草観光、などという珍自体だけは起こしてもらいたくないものである。
【査定について】
・球速
NPB時代(といっても3ヶ月もないのだが)のMAXは146キロ。
ならば146キロで良いのでは?と思うかもしれないが、この年の速球平均は91.7マイル(約146.7キロ)とそれなりに速い。
流石に前評判の153kmは出ていないにしても、MAX153だった当時パドレスの大塚の速球平均を上回っているため150は少なくとも出てたのでは…?という推測で。(パワメジャでは152)
・ピンチB
得点圏被打率は.205&被本数は1本のため。High Lvrge(重要度が高い場面)での被打率も.206と優秀である。
・打たれ強さC
LOBは77.5%とやや高い&補正。
そして何よりNPB時代の強靭なメンタルを考えると付けずにはいられなかった。
・左F
対右は.188、対左は.307。
ここだけ見るとGでもいいかもしれないが、補正+前年の対左被打率は.194と優秀なためFに。
・一発
被本率1.17。通算でも1.2と高い。
・クイックG、短気
NPB時代を見るに付けずにはいられなかった。
・内角攻め
内角を攻めるピッチングが持ち味(らしい)
・シュート回転
イメージ
【一言】
うおおおおおお!!!!!!!!!(AHRAと桑田に82登板させられたみせりのすがた)